♪ ♪ 新年企画07  

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エディセルド「…ふむ…私が一番乗りのようだな…座ってまっていようか…」
エディセルド手近な場所に座る。

アリク「お〜エディ!!早いな」
アレク「エディ兄さん早いね」
エディセルド「あぁ…どうやら私と愛樹は一番乗りだったようだ…アーリア殿は?」

アリク「あいつは羊だったよ」
エディセルド「なら…少しは安心だな。」

クラウゼル「やぁ…早いね」
レオルド「はやいねぇ!!」

アリク「お〜クラさん」
アレク「クラウ兄さん、レオ」

エディセルド「ん?レオルドもこちらなのか?」
クラウゼル「そのようだな。レシーは『羊』だったよ」


レオルド「おおかみさん〜…こわい?(小首を傾げてクラウゼルを見上げる)」
クラウゼル「時と場合、相手との状況によるな」
アリク「クラさん……お子ちゃまには分からんぞ…そりゃ」


ジラルド「すみません。冴主催の新年会の会場はここですか?」
ペル「(軽く会釈)」

エディセルド「はい、そのようですね」
ジラルド「失礼します」
ペル「…失礼します…(小声で)俺場違いじゃねぇか?」


ジラルド「堂々としてろ。冴が考えた下らない宴会なんだから格式もへったくれもないだろ」
ペル「それもそうか…(でもよ…あいつらめっちゃ高貴な感じの方々なんですが…汗)」

邦昭「…こんにちは…{扉の前で固まる}………冴からの招待状の会場はここですか?」
エディセルド「はい、そのようですね」
邦昭「お邪魔します…(なんだ?このキラキラしい集団は…)」


アレク「あれ〜…まだ席があるね…まだくるのかな?」
木原「お邪魔しま〜す。わぉっ、壮観!」
一同「!?」


アリク「……え〜と?お嬢さん、場所間違いじゃないかい?」
木原「ここ『狼』でしょ?{招待状を見せる}」
一同「…」
エディセルド「(立場の違いではないのか?このマークは?)」

アリク「(おっもしれ〜このお嬢ちゃん♪)」
アレク「(…あれが…女性…?)」

クラウゼル「くっくっくっ(抑えた爆笑)」
レオルド「ぷ、く、く{クラウゼルの真似っこ}」
邦昭「……木原女史……(とうとう女性の範囲から飛び出したのか…)」


木原「あら、井ノ口君じゃない。亮平ちゃんは?」
邦昭「『羊』だ」

木原「ふ〜ん…まっいいわ。ここに座るわね」


エルンスト「なんだ!ここの狭苦しさは…(顔をしかめて入る)」


エディセルド・アリク・クラウゼル・アレク「「「「……王………」」」」

エルンスト「なんだお前達も来ていたのか(鼻で笑う)」
エディセルド「…こちらに来られるとは思っていませんでした」
エルンスト「ふん(どっかりと座る)」

ペル「(小声)他国の王か?」
ジラルド「(小声)そう呼ばれている以上、だろうな…(様子を伺う)」

イシュメル「失礼」


ジラルド・ペル「「…!!!…王!!」」

イシュメル「やぁ、君達も呼ばれたのかい(微笑)お邪魔するよ」
ジラルド「(かしこまって)どうされたのですか…?」
ペル「(かしこまったまま微動だにせず)」

イシュメル「楽しそうだと思ってきたのだ。今日は冴殿主催の無礼講の宴だ。私に遠慮する事はない君達も思う存分楽しみなさい(悪戯な笑)」

ジラルド「王…(微苦笑)それではお言葉に甘えさせて頂きます(笑)」
ペル「(無言で会釈)」

イシュメル「そんな事を言いながら私が楽しみたいだけだ(笑)盛り上がろう(二人の肩を軽く叩く)」

エディセルド「(彼も王なのか…わが国の王と違うな…軽いため息)」
木原「同じ王様でも違うものね」

王達以外「「「「「「「「…(それを言ったら…汗)」」」」」」」」
木原「そろったみたいね」

狼冴「うほほ〜い。はじめるど。ほいビール。お子ちゃまにはオレンジジュース。乾杯!!」
一同「乾杯」
仲居さんにそれぞれ注文をする


木原「生ビール!!ジョッキでね」
邦昭「(昼間からがっつり?!)」

 

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